僕を早稲田に現役合格させてくれた参考書たち 英語編
今回は僕が早稲田に現役合格する上で活躍してくれた参考書たちを紹介したい。まずは英語編。どれも素晴らしい参考書なので、参考書選びの一助としてほしい。
1.受験初期
1.システム英単語
英単語帳の王様。単語が頻出順なのはもちろん、意味まで頻出順の参考書で、僕もかなりこの参考書に助けられた。特に4章の比較的難しめの単語は早稲田の入試でかなり出題された。
早慶を目指すならこのレベルの単語帳を一冊完璧にしておこう。それでスタートラインに立てる。
2.vintage
ネクステなどと特に内容や質は変わらないため特別vintageがおすすめというわけではないが、このレベルの文法書を仕上げておくことはかなり重要。しかし、前の記事にも書いた通り、講義系の英文法書(evergreenなど)をやってからの使用が望ましいと思う。
3.基礎英文解釈の技術100
解釈本としてかなり有名なこの一冊。僕は受験初期にやったが、少し難しめではあった。もしあまり自信がない人は、同じシリーズで入門英文解釈の技術70というものがあるのでそちらを使ってもいいと思う。
解釈は個人的にとても重要だと思っている。なぜなら早慶レベルの英文は単語レベルもさることながら、文構造もかなり複雑だからだ。SやVなどの文の記号をあまり重要視していない人も多いが、僕は反対。文構造をわかっていないとそれらの記号は振れない。裏を返せば文構造をわかっていればSやVを振れるということだ。だから記号を振れるか否かが文構造理解の指標となる。出会うすべての文に振る必要はもちろんないが、振ることができるようにはなっておこう。
4.英語長文ポラリス1
関正生著の良書。この長文集のいいところは文章テーマが最新のものであることだ。言語論や環境問題、グローバリズムまで入試頻出のテーマの長文が掲載されている。英文レベルもセンター試験と同程度なので受験初期でも使いやすく、長文読解の基盤を作れるのでお勧めである。
2.受験期中盤
時期でいうと初夏から夏休みごろまでを想定している。単語や文法がひと段落ついて、基礎レベルの勉強が済んだ場合にこのレベルの参考書をやろう。
1.英文法ファイナル問題集
分野ごとに分かれていなく、ランダムに文法問題を出してくれる。僕はテストのような感覚で使っていた。セクションが10個に分かれているので、定期的に文法力のメンテナンスをするのにお勧めである。
2.英語長文ポラリス2
ポラリスシリーズの続編で、おもにマーチレベルの長文を扱っている。夏休み明けには早慶レベルの参考書に入りたいのでこのレベルはこの時期に解けるようにしておこう。
3.速読英単語 上級編
システム英単語が完璧になる頃なので、単語帳の2冊目として使った。高い単語レベルの文章が多く載っていて、早慶レベルの文章になれるにはもってこいの一冊。僕は単語を覚えるというよりは、多読や音読用として受験直前まで使い倒していた。リンガメタリカかこの参考書をつかうのが早慶受験生の王道ルートだと思うので、使ってみて欲しい。
3.夏休み明けから過去問演習まで
夏休みに鍛えた英語力をもう一段階パワーアップさせる期間。ここでは早慶レベルの参考書を使っていこう。
1.英語長文ポラリス3
ポラリスシリーズの3冊目。主に早慶レベルを扱う長文問題集で解説や文構造解説も丁寧なので、過去問前の肩慣らしに最適。
2.ポレポレ英文読解プロセス
西きょうじ先生の代表的な参考書。余りにベタな参考書だが、長年愛用され続ける理由がある名参考書だと思う。扱う英文も50個とそこまで多くなく、早慶レベルの文章に対応する力をつけられる。英文読解を完成させるためになくてはならない参考書だと思う。かなりおすすめ。
4.最後に
今回紹介した参考書たちはあくまで一例なので鵜呑みにせず、できれば自分で書店に足を運んでみてから決めてほしい。また、一番重要なのは何の参考書を使うかじゃなく、どれだけ勉強をするかなので、そこを忘れずに勉強に励んでほしい。
また次回!!