【経済学】vol.1 需要曲線・供給曲線ってなに?
今回から経済学について書いていこうと思う。できるだけわかりやすく、自分の勉強という意味でも有益になると信じてやっていきます。
1.需要と需要曲線
まず、需要とは何か。これは消費者がどれだけ商品を買おうとするか、というもの。
例えば、あるハンバーガー屋さんがあるとする。消費者である客がどれだけハンバーガーを購入しようとするか、それが需要量である。
需要というのは様々な要因によって変化する。ハンバーガーの例でいえば、他の食べ物の価格であったり、気候、消費者の趣向などだ。そういった需要に影響する要因の中で、とりわけ大きい影響を及ぼすのが価格だ。
需要曲線とはその価格と需要量の関係を表すグラフである。
グラフを見てみよう。価格が高いときは需要は低く、価格が低いときは需要は高くなっている。こうなる理由は下の二つだ。
- 価格が高くなると他の割安な商品へ需要が流れる
- 高い価格は消費者からより多くお金を取ることになり購買力が下がる
このように需要と価格が反対に動く現象はほぼすべてのものに当てはまる。このことは需要法則と呼ばれる。
2.供給と供給曲線
続いて、売り手側、つまり供給を見ていこう。
まず、供給とは、売り手がどれだけ販売しようとするか、のことである。これも様々な要因が絡んでくるが、やはり一番大きな要因は価格だ。供給曲線は価格と供給量の関係を表す。
グラフを見ると、価格が低いときは供給量は少なく、価格が高いときは供給量が多くなっている。この理由は、
- 価格が上がると多くの利益が生まれるため売り手はもっと売ろうとするから
である。つまり価格と供給量は同じ方向へ動く傾向がある。これを供給法則という。
3.まとめ
今回の記事をまとめると、
- 需要量と供給量は価格によって最も大きく影響される
- 価格と需要量は同じ方向に動く
- 価格と供給量は反対の方向に動く
となる。
また次回!!